大使館から日本人の皆様へ

From the Embassy of Japan to the Japanese in Cambodia

〜Mad Pig Diseaseに関して〜


 1月18・19日のCambodia DailyでMad Pig Diseaseに関する報道がありました。 
 Mad Pig Diseaseに感染した豚がタイから輸入された可能性があるので、豚肉は食べないように注意を促すコメントがあったというものです。
 このMad Pig Diseaseは、1999年にマレイシアで流行したNipahウイルスを指しているようですが、保健省に問い合わせたところ現時点でこのウイルスに感染した豚や人は確認されていないそうです。またタイでこのウイルスが流行していることを根拠にしたコメントだったようですが、これも確かな情報としては確認されていないそうです。
 Nipahウイルスは1998年10月から1999年前半にかけて、半島部マレイシアで流行したウイルスです。おもに豚を扱う業者の間に広がりましたが、症状が似ていたことから当初は日本脳炎と考えられました。その後新型ウイルスであることが判明し、流行した村の名前をとってNipahと名付けられました。
 感染したのはおもに豚を飼う農家や屠殺業者で、豚の血液や体液に触れたことが原因と考えられています。250人以上が感染し100人あまりが亡くなりましたが、流行地の豚を処分したことにより沈静化しました。
 カンボディアにおける今回の騒ぎは今のところ明らかな根拠がなく、調査もこれから始まるところです。(在タイ日本国大使館を通じてタイ国のCenter of Disease Controlに確認したところ、タイ国内でNipahウイルスの流行は報告されていないとのことでした。)
 いずれにせよこのウイルスは消費者でなく豚(肉)を取り扱う業者の間で流行したこと、ウイルスは加熱により死滅するので適切に調理すれば感染の危険はないことなどから、現時点では特に豚肉をさける必要はないものと思われます。

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以上

 

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