スレイセントー郡
スレイセントー郡で初めてのエイズデーイベントが、1999年12月7日に行われました。このイベントは、スレイセントーの保健局、スレイセントー郡エイズ委員会、そしてシェアが協力して企画・準備、そして実施まで行いました。当日は、警察・軍関係者から学生、また村人や保健スタッフも集まり、約1300名の人々が参加しました。
プノンペンから車で約2時間の農村地帯にあるこのスレイセントー郡でも、毎月何名かはエイズのため死亡しています。もちろん正確な統計などは無く死者の数はつかめませんが、有効な予防策が取れていない現在、その数が増えていくことは否定できません。そんな状況の中でこのイベントは、エイズの知識を増やし、またエイズ患者とその家族に対する理解が広まるよう行われました。
まずは郡庁舎前から、プラカードを持った学生達のパレードが出発しました。村の中を1時間ほど練り歩き、買物客でにぎわう朝の市場を通り抜け、イベント会場のスレイセントー高校に向かいました。パレードには保健スタッフも参加し、エイズの情報が書かれたパンフレットを、パレードを何ごとかと家の前で見守る村人達に配って歩きました。
スレイセントー高校では、郡庁の挨拶からイベントが始まりました。その後、世界とカンボジアでのエイズの状況の説明、ロールプレイ、コンドーム装着デモ、クイズという順番で行われていきました。
| エイズデーを祝ってパレードするスレイセントー高校と2つの中学校の生徒達 |
地域の様々な人々がこのイベントに集まりました。このカーキ色の制服を着た人々は警察官。 |
| 布製の特大コンドームを使って、コンドーム装着の説明と予防の大切さを訴えるシェアスタッフ。 |
ステージ上で、エイズに関する二者択一(Yes-No)の質問に答える学生達。赤はYes、青がNo。 |