保健教育と妊婦検診

−ロッカーチュンルン行政村*クサイカンダール郡−


1997年、ロッカーチュンルンヘルスセンターの保健スタッフ達が、この保健教育活動を率先して始めました。クサイカンダール郡の中でも一番貧しいこの行政村で、女性達は妊娠期の母体の健康状態にあまりにも無頓着であると保健スタッフ達が感じたため、月に1回の集団妊婦検診を行い、その時に妊婦の健康についての知識を広める事を目指しました。1997年と1998年前半、シェアは、保健スタッフへのトレーニングや保健教育教材の支給などを通じてこの活動を支援しました。

*集合村とはカンボジアの行政単位のひとつで、村がいくつかまとまったもののことを言います。

この日の保健教育の時間には、40人以上の妊婦が集まり大盛況でした。看護士であるヘルスセンター長と助産婦が講師となり、妊娠中毒症と子癇、妊婦に必要な栄養、衛生について絵を使いながら説明しました。さらに、妊婦の健康状態を記録しておく妊婦検診カードの重要性も強調していました。



この後、40人全員の妊婦検診は無理だったので、特に調子が悪いと訴えた妊婦10人ほどの妊婦の検診が伝統産婆(部屋の中に座っている)によって行われました。写真は、妊婦(子供の後に立っている)が伝統産婆の検診を受けた後、助産婦(机の前に座っている)が妊婦検診カード記入のため妊婦に聞き取りをしているところです。

 

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