伝統産婆トレーニング

スレイセントーリファーラルホスピタルにて


伝統産婆(TBA:Traditional Birth Attendant)は、昔から村人に頼りにされ親しまれて来た存在です。彼女達は、村での妊婦の健康に大きな役割を負っています。それは、現在でも村の妊婦の半数以上は依然として伝統産婆に出産介助を頼むという現実があるからです。

この3日半のトレーニングは、リファーラルホスピタルのスタッフを中心に行われました。スタッフ達はこの様なトレーニング行うのは初めてなので、シェアがトレーニング方法の指導を行い、カリキュラム作成等の支援も行いました。トレーニング当日は、シェアスタッフの手伝いが必要な場面もありましたが、ほとんどはリファーラルホスピタルスタッフによって行われました。

このトレーニングには、5つの行政村(村がいくつか集まった物)から19名のTBAが集まり、安全なお産について学びました。内容は、解剖学講義、分娩介助の準備、正常分娩、異常分娩、問題が発生した時の対処法(病院への移送も含む)でした。また、トレーニングの中でグループに分かれ、村の助産婦とTBAがどのように協力して行けばよいかという事も話し合われました。

このトレーニングは、6回計画されているTBAトレーニングの第1回目でした。今後5回(毎回20〜30人の参加者)のトレーニングで、地域の100人以上のTBA全てをカバーし、リファーラルホスピタルスタッフのトレーニング技術の向上も目指します。

これは解剖学講義の写真です。子宮と骨盤のポスター、骨盤模型を使い、リファーラルホスピタルの医師と助産婦が、骨盤と子宮の位置を説明しているところです。

TBA(右)が分娩準備を演習しているところ。左側にいるのはリファーラルホスピタルの助産婦。

安全な分娩介助法をグループに分かれ演習するTBA。ダンボール箱を母体に見立て、新生児の人形(寄付頂いた軍手から製作)を使用。

トレーニング後、ポストテストの質問に答えるTBA。トレーニング前に行ったプリテストと共に分析し、TBAの知識とトレーニング内容の理解度を調べる。

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